県教委によると、県内の公立小中学校は07年度、784校。この10年で89校が統廃合によって姿を消した。県内の公立小学校の児童数も、07年度は12万1591人。10年前の14万9971人から2割減っている。
学校の規模は学校教育法施行規則で1校「12学級以上、18学級以下」が標準と定められている。ただ、文部科学省によると、統廃合については通学にかかる時間など地域の実態を踏まえ、設置者の市町村が判断することになっている。
今月末で統廃合される小学校16校のうち8校は、過疎化の進む会津地方にある。会津坂下町では7校のうち、八幡、川西、片門の3校が坂下小学校に統合される。会津美里町では尾岐、永井野、旭、藤川の4校がなくなり、児童たちは、すでに閉校された中学校の跡地に新設される宮川小学校に移る。
会津美里町の教育委員会によると、閉校となる4校のうち3校は複式学級だ。こぢんまりとした良さがある半面、集団で社会性を養うことが難しかったり、子どもたちの間で「序列」が固定してしまったりという問題点を町教委は指摘する。新年度からは、自宅から学校まで2キロ以上離れている子どもたちはスクールバスで登下校するが、4校の児童の約半数が該当するという。
同町が合併する前の旧会津高田町は、少子化を見込んで98年に検討委員会を設け、統廃合を話し合ってきた。「時間をかけたので地元の方には納得していただけた」と同教委は話す。
閉校後の校舎の使い道はまだ決まっていない。4校は廃校を前提にしていたため、校舎の修繕を先送りしていた。農産物の加工所などのアイデアはあるが、使い続けるにも維持・修繕のための費用が必要となり、町財政が厳しい折、めどは立っていないという。
一方、県立高校でも09年度には、全日制では県内で初めて、棚倉町の棚倉高校と東白川農商高校が統合する。また、10年度には喜多方市の喜多方商業高校と喜多方工業高校の統合が予定されている。
◆川俣町立福沢小、統合の2校と
福島市の中心部から車で1時間弱の山あいにある川俣町立福沢小学校。創立は1874(明治7)年で児童48人が学んでいるが、新年度からは町立川俣小学校に統合される。13日の昼休み、複式学級となっている3、4年生の教室を訪ねると、子どもたちは、クラスの最後の思い出として開く「お楽しみ会」の準備をしていた。
3年生の菅野萌さん(9)は「新しい学校はどんなことがあるか分からなくて、ちょっと不安。でも楽しみです」。同じく3年の斎藤美咲希さん(9)も「どきどきする。友達が増えるといいな」と話した。
福沢小は昨年4月から1年かけて、同時に統合される町立小島小学校と3校合同で、山登りをしたり泊まりがけの学習会を開いたりして、子どもたちが新年度から戸惑わないよう準備を進めてきた。
小山保昌校長は、自校の児童について「けんかもあまりなく、みんな優等生すぎるくらい」と評価。「以心伝心の世界に慣れてしまうと、中学校でなじめない場合がある」と指摘し、「統合されると1学年2クラスになるので、クラス替えで新しい友達を作る機会も生まれる」と期待する。
町は99年から統廃合の検討を始め、反対する地元住民との話し合いを重ねてきた。同小の校区となっている福沢地区の自治会長、高橋一男さん(71)はこう語る。
「学校は130年余りもの間、大変な時代をくぐり抜けてみんなが守ってきた地域の要。なくなるのは本当に寂しいが、子どもたちのためには、と苦渋の決断をした」
そのうえで、高橋さんは「閉校は時代の流れでしょう。子どもたち、町の両方にとって、新しい出発としていきたい」と話した。閉校後、校舎は子どもたちの放課後の居場所として使われる。
asahi.com
すごい数だなぁ。


偶然たどり着きました。
わたしも福沢小学校の卒業生です。とうとう廃校になってしまいましたが、思い出いっぱいの学校です♪