内藤選手で好感度アップ…トランクス尻ロゴ1日100万円効果
素朴なキャラ、スポンサー企業をKO
全国のボクシングファンの注目を集めた亀田大毅戦から1週間。荒れた試合を制したWBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助選手に、スポンサー企業などが熱い視線を送っている。素朴なキャラの中にもユーモアを交えた話しぶりも好感度をアップさせているようだ。内藤選手をめぐる経済効果を追った。
≪「保険見直し本舗」≫
東京・有明コロシアムで11日に行われた試合で、内藤選手のトランクスには「保険見直し本舗」「保険スクエアbang!」などの広告ロゴが踊り、全国にアピールした。スポンサーは
生命保険・
自動車保険などの比較サイト運営、保険代理店などを展開する
ウェブクルーグループ。試合翌日の12日から15日までの1日当たりの売り上げがグループ全体で100万円アップしたという。
「間違いなく内藤選手の効果が表れた」と同グループに属する保険代理業CISの藤原瑛二マーケティング室長は声を弾ませる。
とくに顕著だったのが、最も目立っていたトランクスのヒップ部分に記された「保険見直し本舗」。CISのブランド名で、試合翌日から店舗の窓口などに「内藤選手を応援したことはすばらしい」「保険を契約するときはぜひ使いたい」「今後も応援してほしい」といった激励の声が寄せられている。
藤原室長は「知名度、好感度が確実にアップした。今後も内藤選手のスポンサーを続けていきたい」としている。
≪初防衛記念
セール≫
内藤選手が世界タイトルを奪取した7月18日のポンサクレック・ウォンジョンカム戦で総合
ディスカウントストアのドン・キホーテはスポンサーを務めた。今回は
資金を拠出しない「
サポート」という形で応援。試合翌日の12日からは、内藤選手の出身地の
北海道内6店舗で初防衛記念セールを実施している。同社は今後も、内藤選手を応援していく考えだ。
≪チャンピオンの宿≫
声援は企業からだけではない。内藤選手の実家、北海道豊浦町の「
民宿旭」にも全国からお祝いの電話が届いた。内藤選手がファイトマネーの一部で民宿内に記念館をつくると報道されていることに関して父親の誠さんは「まだ何も決まっていない」。宿泊状況については「工事関係者の宿泊で、ほぼ年中満室が続いているのであまり変わらない」とのことだが“あのチャンピオンの宿”として注目を浴びそうだ。
地元の内藤大助選手豊浦後援会では会報の号外を製作し、13日に新聞折り込みとして町内各戸へ配布した。また新たな入会希望者も現れており、正源昭事務局長は「入会したいので申込用紙を送ってほしいという問い合わせが全国から来ている」と声を弾ませる。
≪今後に期待のジム≫
しかし肝心な内藤選手が所属する宮田ジムは、まだ恩恵に浴していないようだ。ジム関係者は「新規入会希望者もゼロで、スポンサーの申し出もなし。激励のほか亀田ファンからの抗議の電話が鳴りっぱなし。また取材対応で忙しく、後援者へのあいさつ回りもできないほどで逆にマイナス」と嘆く。
メディアへの露出による経済効果についても「テレビへの出演料などがあったとしても、数カ月後に振り込まれるのでそれまでは持ち出し。今後せめてコマーシャルのオファーでもあれば経済効果があるといえるのでしょうが…」と今後の“内藤効果”に望みを抱いている。(佐竹一秀)
フジサンケイビジネスアイより
いきなり高感度アップだよなっ。